Autor: 川端康成
Verlag: 新潮社 Aug. 1950
Genre: Klassiker, Japan
Ausgabe: 改版
Format:
文庫
ISBN:
9784101001029
Seiten:
201
Zusammenfassung: 川端康成の有名小説です。
さて、ストーリーですが、厭世的な主人公が伊豆に旅に出ます。そこで出会った踊り子達との心の触れ合いと踊り子との淡い恋がつづられています。
実は川端康成はこれしか読んでないんですが、結構感動しました。所詮、内容はロリコン小説とも言えるのですが、そこは流石に川端康成。非常に読みやすく詩的な文章なので、誰でもお手軽に読めます。
なによりやられたのはこの作品の短さです。知名度のある作品ですから、もっと長いのかと思ってました。本当に短い。
そして、別れの時に主人公と踊り子は口も聞きません。それがなんとも切ないです。個人的には非常に好きな小説になります。機会があれば「雪国」も読んでみたいです。